2015年09月23日

全聚徳のレトルト北京ダック

ちょっと前の話ですが、サラミ夫が北京出張に行った時のお土産です。

北京ダックの名店「全聚徳」レトルト北京ダック

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袋入りなので中身は見えませんでしたが、開けてビックリ!

頭まで付いてるんかい!!

北京ダックとはいえ、圧力鍋で煮込んだくらい柔らかいので皮と身は切り離せませんでした。
巨大なので、もちろんこのままでは電子レンジにも入りません。

首は、意外にも普通の包丁でするすると切り離せました。

が、キモチ悪かった〜!

大量なのでもちろん1回では食べきれず、開封すると日持ちがしないため、
3回くらいに分けて必死に食べました。が、脂がすごかったので胸やけーーーー!!

しかし、味の方は、中国のレトルト食品にしてはかなり美味しい方に入ると思います。

ご馳走さまでした。レストラン


posted by サラミ at 15:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月14日

オペラ「魔笛」

先週の土曜日、毎年恒例のオペラを見に行きました。

今年の演目はモーツァルト「魔笛」。超有名作品です。

上海オペラハウス(上海歌劇院)が毎年どこかのオペラハウスと共同プロダクション
新演出のオペラを上演するという企画、去年はプッチーニの「マノン・レスコー」でした。

今年は、ベルリン・コーミッシェ・オーパー制作のものがやってきました。
2012年の演出でアジアでは今回初の上演。上海との共同制作ではないですね。


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このポスターの通り、なんとも可愛らしい演出。
なんでも、バリー・コスキーという人が演出した話題作だったようです。

見終わってからググッてみたら・・・、

演出家バリー・コスキーと、英国のパフォーマンス・カンパニー「1927」を率いる
スザンヌ・アンドレイドのコラボによるアニメーションや、映像を駆使した舞台が見どころ。

だそうな。引用したくせに、この文章がどこに書いていたか忘れてしまいましたが・・・。


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お馴染みの上海大劇院。3日間の上演日のうち、私達は最終日の12日に行きました。


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今年はやはり有名作品ゆえか、チケットがあっという間に売れたようで、
私が劇場まで買いに行った時にはあまり良い席は残っていませんでした。

というわけで、1階後方の左側です。初めてこの辺に座りました。

演出は、アニメーションとオペラが融合した斬新な作りでした。

セットらしいものはなく、舞台上にスクリーンがあって、そこにアニメーションが写し出され、
歌手はそこにはめ込まれて演技しつつ歌うという、ユニークなものでした。

口で説明するのは難しいのですが、動画がありました。
指揮者も歌手も違いますが、見たのは正にこの演出でした。


斬新で楽しい演出なので概ね評判が良いようですが、私はダメでした。

一番辛かったのは、ドイツ語のセリフの部分です。

魔笛」はジングシュピールという形式で進むのですが、
歌の合間には演劇のようにフツーにドイツ語のセリフが入ります。

この演出では、そのセリフは全て映像で文字になって表示され、歌手はセリフを喋りません。

その間、ピアノ(だったかチェンバロだったか)が伴奏を付けるのですが、
それがモーツァルトでも何でもない聞いたこともないメロディーなのです。

これが間に入るので、せっかく「魔笛」の音楽に浸っているのに、
いきなりハッと我に返ってしまうのです。

例えると、テレビの民放で映画を集中して見ていて急にCMが入るような感じ。

これが私やサラミ夫にはツラくて、とうとう最後まで落ち着いて聴けませんでした。
セリフの部分は、長くてもむしろ無音の方がマシだったかも知れません。

あと、楽しいのですが、楽しさを追求するあまり笑いを取りすぎていて、
観客がとにかくゲラゲラ笑い続けるので聴き所の時でも歌がかき消されます。

特に、中国人の観客は下品なところやしょーもない部分でも笑いまくるので、
この演出を上海で見たのはマイナス要因になったと思います。

この映像のおかげで舞台に動きがあったし、俯瞰で見る所など斬新だったので、
あまり笑いに走らず、もう少し歌の邪魔にならないようにしてくれたら良かったな〜、と。

特に、観客がゲラゲラ笑い続けていると、目を閉じて聴いてもムダですから。(涙)

もう1つ許せなかったのは、数か所ですが、歌手がマイクを使っていたことです。
姿が見えない時の演出だったのですが、生の歌を聴かせて欲しい。

見ているのがアニメーションで声がマイクだった時は、映画でも見ているのかと錯覚しました。
全体的に、生の舞台を見に来ているという感覚は希薄だったように思います。

オペラというより「魔笛」による新しい映像作品を見ているような感じでした。

オペラや「魔笛」を知らない人にはものすごく楽しい作品なのは間違いないでしょう。

ただし、「かわいいアニメだったね〜」とか、とにかく目に入ってくる情報が多すぎて、
肝心の歌の部分はほとんど記憶に残らないような気がします。

やはり、オペラは歌が主なので、演出家はあまり出しゃばらないで欲しいと思うのでした。

ただ、皮肉なことに、舞台が全部スクリーンで奥行きがなかったお陰で、
音響があまり良くない上海大劇院にあっては、歌手の声がよく通りました。(笑)


さて、今回の指揮者とキャストは、

指揮: Kristiina Poska
パミーナ : Brigitte Geller
タミーノ : Adrian Strooper 
夜の女王 : Christina Poulitsi
ザラストロ/弁者 : Alexey Antonov
パパゲーノ : Richard Sveda
モノスタトス : Tansel Akzeybek
パパゲーナ : Julia Giebel
etc.

脇役も含め中国人キャストはなしです。

今回は合唱も上海歌劇院の合唱団ではなく、
Arnold Schönberg Choir Viennaが来ていました。

オーケストラ以外は全て持って来たぞー!という気合いを感じます。

指揮者は女性で、序曲のしょっぱなの音出しがヘタクソでビックリしましたが、
その後はまとまっていったように思います。本当に最初はのけぞりました。(^^;

途中、童子とオケがズレたり、ある所だけマイク使用した合唱団とオケがズレたり、
といった少し残念な部分はありましたが、ま、上海交響楽団ですから。

歌手のみなさんは全員素晴らしかった!ハズレの人がいませんでした。
3人の童子(多分ドイツ人の男の子)に至るまで上手で驚きました。

さすがはドイツの実力です。


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最後のカーテンコール。合唱団を始め歌手はみなさん白塗りでした。


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指揮者と主要キャストのみなさん。衣装もメイクも斬新で映像的には素敵でした。


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こちらは夜の女王。本番中は体が骸骨クモのアニメで頭部しか出ていませんでした。
まさかご本人もこんな姿で舞台に出るとは思いもよらなかったでしょう。

歌手のレベルが高かっただけに、歌がちゃんと聞けなくて少し残念ではありましたが、
貴重な体験をさせて頂きました。

でも、来年は舞台セットのあるオペラを見たいと思います。


posted by サラミ at 18:37| Comment(0) | TrackBack(0) | お出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする